外部マイク・チェック
ギタリストの今堀良昭です。
京都で曲を作ったりバンド活動したりギター教室やオンラインサロンを運営したりしてます。
ビデオに録音するときに使用している外部マイクのテストしてみました。
今回は音声のみの比較です。
iPhoneXR
一発目の音は割れてますがすぐに補正して自動で対応してくれてます。声と音のバランスがとれていていい感じです。ノイズも無いです。アコギの弱い音にも反応してます。
Sony FDR-AX40
オートレベルは演奏に向いてないと思います。すぐ割れます。音もあまりよくないです。
マニュアルで調整すればマシになる程度。ステレオマイクです。
Shure LensHopper VP83F
録音レベルがオートの時、かなり喋り声の後ろでサーとなっています。演奏が始まるとはじめは少しオーバーしますが、だんだんいい感じのレベルに自動的に調整されます。ライブの時は自分で操作できないので便利です。ただ、その時も少しホワイトノイズが聴こえます。後の処理でコンプなどかける時にさらに目立つようになってしまいます。
マニュアルモードは、当たり前ですがギターの音に合わせてレベル調整すると声が小さくなります。ノイズは気にならなくなるがよく聴くと残ってます。
アコギはダイナミクスつけて弾いて見ましたが、弱いときにノイズが目立つようになります。
単3電池2本で10時間使えます。その分、本体でレベル調整や録音ができます。
本体の重量は少し重いです。
Sennheiser MKE600
オートレベルだと、はじめ爆音に!ホワイトノイズというより、低周波のノイズが気になります。これはローカットすれば問題なさそうです。
自動でレベルが定まるととてもいい音でとれています。アコギもちょうどいいレベルになってます。感度がよく、息づかいまでとれてます。強く弾いた時、割れるときがあります。
マニュアルレベル、もう少し下げた方が良かったかもしれないです。かなりいい感じに撮れてます!
アコギもいい感じ!ホワイトノイズも気にならないです。
ローカットモード、あまり違いがわかりませんが声も演奏も良好です!
単三電池1本で150時間もちます。電源スイッチとローカットフィルターが付いてます。
結論
声とギターの音を両方良く録音するには、マニュアルレベルでZennheiser MKE600のローカットモードで決定です!
なるべくオートレベルは避けた方がいいですね。マニュアルレベルでも入力がオーバーするとリミッタがはたらいてレベルが勝手に下がるみたいです。
Shure LensHopper VP83Fはライブなどの大音量時はいいですが、大音量から小さい音になった時にノイズが目立ってしまいます。
Sonyのハンディカムの内蔵マイクは音楽には向いてません。
あとiPhoneのビデオがかなりバランス良かったです。何も設定せずにデフォルトです。これが一番手軽でいいかもしれません。
MKE600→iPhone→VP83F→内蔵マイク
という感じでした。