Paul Cochrane Tim OD pedal
2024年02月10日Sat Filed in: 使用機材
ギタリスト今堀良昭です🎸
京都で曲を作ったりバンド活動したりギター教室やバックステージパスを運営したりしてます。
今回は私が長年愛用してきたエフェクター、ポールコクレインのTimオーバードライブについてお話ししたいと思います。
メイン歪みとしての役割
私は2015年まで、このTimオーバードライブをメインの歪みペダルとして使っていました。ツマミの位置は写真の通り、ゲインはフルに上げています。このペダル自体、そこまで歪みが強くないので、フルゲインでもちょうど良い歪み具合なんです。透明感があり、非常に素直で美しい音を出してくれます。そして、ブーストスイッチを押すと、さらにハイゲインなサウンドが得られます。

初期型と現行型の違い
このTimオーバードライブには、初期型と現行型があります。私は幸運にも両方を持っていましたが、音の傾向は基本的に同じである一方、ツマミの効き方にはいくつか違いが感じられます。特に注目したいのは初期型の透明感です。初期型の方が、音がよりクリアで、ギターの本来の響きを素直に伝えるトーンで、私の演奏にとって断然良いと感じています。現在使用しているのも、この初期型です。

初期型のこの透明感は、ギターのニュアンスを豊かに表現する上で非常に重要です。細かいタッチやピッキングの強弱が直接サウンドに反映され、演奏の表現力が格段にアップします。この点が、現行型と比較して特に優れていると思います。
オペアンプのカスタマイズ
このエフェクターの良い点は、好みに応じてオペアンプを簡単に交換できることです。写真にあるように、私はバーブラウン製のOPA2134を入れています。このオペアンプに変えると、歪みは少し減りますが、より上品でワイドレンジな音質になり、私の好みのサウンドに仕上がりました。

メインの歪みがTBCFXのマイティードライブに変わった今でも、このTimオーバードライブは大切に保管しています。
Paul Cochrane Timmy OD pedalも素晴らしいペダルです。
このエフェクターは、私の音楽人生において重要な役割を果たしてきました。
皆さんも、ぜひ機会があれば試してみてくださいね!