『ヴィンテージギターの魅力』ギブソン・フルアコ弾き比べ🎸
2021年01月30日Sat Filed in: 機材レビュー
ギタリストの今堀良昭です。
京都で曲を作ったりバンド活動したりギター教室やオンラインサロンを運営したりしてます。
『ヴィンテージギターの魅力』ということで、今まで僕が弾いてきた大変貴重なヴィンテージギターを数回に分けて紹介していきたいと思います。
Youtubeチャンネル登録まだの方は是非登録お願いします!ツイッター、インスタグラムもやってます。そちらもよろしくお願いします。
今回は、ギブソンの箱物、フルアコと呼ばれる種類のギターを紹介したいと思います。Archtop Guitar(アーチトップ)とも言います。
まず、1つ目は1960年製Gibson ES-5

Switchmasterと呼ばれてます。3つの本物のP.A.F.がついている強力なギターです!L-5と同じ17インチのサイズで、モロWes Montgomeryのサウンドがします!
フルアコの定番、ES−175とは違ってレスポンスが早くバキッとした鋭い音を出すことが出来ます。ギブソンはマホガニーのネックが多いですが、es-5はメイプルネックです。
このギターの凄いところはタッチの反応が良く、優しく弾くと太い温かい音が出ます。ネックのスケールも普通のギブソンより長いです。なので僕のメインのストラトに近い感覚を感じました。
めっちゃふくよかでゴージャスな鳴りです!
1960 Gibson ES-5 Switchmaster P.A.F.
前半はちょと使いこなせてない感じでしたが、
後半はウエスモンゴメリーそのものになりきることが出来て(笑)、とても良い感じでした!
次は、57年製のes-225Tです。これがピックアップがセンターにP90が一つのみです。そのためかなり独特なサウンドになります。とにかく50年代のギブソンは作りが良いです!色々弾いてきましたが、ハズレを引いたことがないです。
【Vintage Guitar】1957 Gibson ES-225T
ちょっとピッキングする位置にちょうどピックアップがあるので弾きずらいです。が、これはこれでとても個性的な鳴りしていて面白いです。
最後に僕の所有の56年製のes-140Tを聴いて下さい。
ショートスケールですが、さすが50年代のギブソン、作りが素晴らしいです。es-175をそのまま小さくしたような感じで、ボディーのサイズはレスポールにかなり近いです。
この辺は、以前詳しくこのギターについての動画ありますので、是非ご覧ください。
00:00 Vintage Gibson Archtop Guitar
0:50 60’ Gibson ES-5 Switchmaster
6:25 57’ ES-225T
10:23 56’ ES-140T
12:04 Over the Rainbow