Guitarist from Kyoto, JAPAN

【2020】リモートセッションの仕方・機材紹介



ギタリストの今堀良昭です。


京都で曲を作ったり
バンド活動したりギター教室オンラインサロンを運営したりしてます。



先日、山下達郎バンドで
20年以上ベースを担当されている伊藤広規さん率いるKoki's FUNK &リモート合奏に参加しました!とても実験的な試みです。

僕以外のメンバーは、東京浜松町にある隠れ家というお店での演奏です。僕は京都からリモートで繋いでの参加となりました。

リモートは、このコロナ禍でZoom使っての会議やテレワークなどで一気に注目されましたが、
果たして音楽でも通用するのか!?
そもそも、Zoom飲みなどで会話していても少しタイムラグがあるので、寸分の狂いも許されない音楽では使い物にならないのではないか!?などの疑問がありました。

事前に伊藤広規さんと何度かリハーサルを重ねていく内にこれは面白い、いけそうだ!という感じなってきました!
伊藤広規
どのようにリモートセッションしたか説明します。結構複雑です。笑

まず利用するプラットフォームは、
ZoomSyncroomです。

ネット回線はなるべく安定させる為に、wi-fiではなく有線のLANケーブルを使用します。
今のMac book proには有線のLANポートはありませんので、別で必要になります。
ケーブルの種類もカテゴリー7以上ということで、線とLANポートを新たに購入しました。
LAN ケーブル

使用するパソコンは15インチのMac book pro、メモリーも16GBにアップしてます。
Mac book pro スペック
まず、映像はzoomを使用します。ここで音声は使用しないのでミュートしておきます。
パソコンのカメラでも可能なのですが、今回はなるべくいいものをとこだわって、sonyのハンディーカムのHDMI出力からハードウェアエンコーディングしてmacに入力しました。照明もLEDライトで明るくしました。
キャプチャー
肝心の音声は、Syncroomを使用します。これはヤマハから出てるネットワークの「音の遅れ」によるストレスを減らした演奏アプリです。なんと無料です!

設定はこんな感じです
👇
Syncroom 設定
そしてオーディオインターフェイスにはUniversal Audio Apollo Twin Xを使いました。

これがあればエレキギターの場合、ライン入力しプラグインで音を作って簡単に音声を送ることができるのですが、今回は映像同様にこだわって、アンプで鳴らしてマイク録りをしました。
two-rock マイキング Meumann TLM107
Two-Rockアンプから爆音(当ギター教室は防音スタジオ)で鳴らして、コンデンサーマイク(Neumann TLM107)で拾い、オーディオインターフェイスに入力、UAD2でプリアンプとコンプを軽くかけて音量を整えてSyncroomへ。
UAD2 プラグイン
あと、曲間の喋りも必要なので、それ用のMCマイクも別で用意してアポロ経由でSyncroom へ。演奏時は手動でそのマイクはoffします。また、オーディオインターフェイスのアウトプットからヘッドホンでモニターします。

テスト含め、1人でこの状態にセッティングするまで約1時間。笑
リモートセッション
大変でしたが、やった甲斐がありうまいことリモートでセッションに参加すること出来ました!

やはり映像は遅れてますが、音はほとんど遅れ無し
❗️アンサンプルも成立してます😁
2曲3曲と進んでいくに従って、慣れてきてだんだん一緒に演奏している感覚になりました。楽しかったです
‼️
これは本番ではなくリハとかにも使えるなと思いました。大変勉強になりました。

このフル動画を御覧ください。僕は40分過ぎから4曲参加してます!

https://youtu.be/U9G35Khw6Yw ←こちらをクリックしてください。

こちらではセッションの感想など喋ってます。


最後に関係ないですが、今年は広規さんスキー部にも参加
🎿
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