Guitarist from Kyoto, JAPAN

アーミング奏法解説



ギタリストの今堀良昭です🎸


京都で曲を作ったり
バンド活動したりギター教室オンラインサロンを運営したりしてます。


今回はギターのアーム奏法について解説したいと思います。

まず、簡単にストラトキャスターのトレモロユニットについて説明します。

ブリッジが浮いている状態をフローティングと言います。

弦の張力と後ろについているバネの張力を調整することでフローティングを保ってます。
バネの本数、貼り方でもかなり音や操作感が変わります。
今堀良昭 arm アーミング
ストラトを使っていてもエリッククラプトンの様にブリッジを固定したり、ベタ付けにして、ほとんどアームを使わない方も多いと思います。

アームを使用するとチューニングが狂いやすいと思われる方が多いですが、実際はそんな事ないです。

僕のストラトキャスターは全て、京都にあるイーストヴィレッジで完璧に調整されてます。なのでほとんど狂わないです。

トレモロアームですが、市販されているのを色々使ってきましたが、長すぎたり角度がキツかったりで、なかなか手にフィットするのが無くて、ついにはなんと自分専用にアームを特注して作ってしまいました!
アーミング arm
はじめはオンラインサロンでの企画でオリジナルモデルを作ってましたが、色々な方にも使ってもらいたくて一般発売することになりました。発表してからかなり人気でトータルで50本以上のオーダー頂いているので、かなり時間かかってますが今週も出来上がってきてます。

こちらから注文出来ます。
https://guitar.official.ec/items/43716626

これを使ってアーミング説明していきたいと思います!

まず、インチサイズの穴を使用してます。僕のギターについているのはフェンダーUSA純正のブロックです。ここにバネとボールベアリング入れます。

ちょうど手の位置にアームを止めたい方はこれを使うと良いと思います。


アーミングには大きく分けて、3つパターンがあります。

音程を下げる
音程を上げる
音をゆらす


音程を下げる
小指の付け根あたりでアームを押してます。握り込まないです。
これはアームがないと絶対にできない技ですね。

音程を上げる
これはチョーキングに似てます。
僕のセッティングは、1弦で半音、2弦で全音、3弦で1音半上がるようになってます。

小指と薬指で引っ掛けて、引っ張ります。これも握り込まないです。
ミュートも忘れずに!

音をゆらす
まずアームといったら大きく大胆に揺らすことを思い浮かべる方、多いと思います。

あと、クリケット奏法といって音を細かく揺らすことも出来ます。

手首を使ってアームを触らずに手首でブリッジを動かすことも出来ます。これは穏やかにゆらすこと出来ます。

実際の動きは動画でご確認下さい
👇


ストラトキャスターのシンクロナイズドトレモロによる様々なアーミング奏法やセッティングを紹介しました!
【目次】
00:00 アーミング奏法
0:43 トレモロユニットの仕組み
2:49 オリジナルトレモロアーム発売!
5:37 セッティング
9:06 3つの動作
10:30 押す
14:22 引く
18:35 揺らす
21:32 End
Arming / Tremolo Arm / Trem Bar / Whammy Bar Tips

オンラインショップ